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カサセン紹介と工房奮闘記ブログ開始理由とこれから新しく漆を学ぼうとする友へ

カサセンいわゆる笠原仙一は、今年3月、高校の国語教師を定年退職し、4月から、仏壇屋の社長兼小間使い、主夫兼店番、仏壇職人兼漆職人として、家業の笠原善光堂で働いているものです。
お仏壇の仕事は、32歳から46歳まで手伝いをしながら覚え、人工漆は80%程度ほぼ覚え、漆も少しはやりました。しかし、46歳頃からは学校の仕事が多忙なのと体力の衰え、他で、店や修行は休止。60歳定年退職と同時に、念願のお店を復活再開し、漆も本格的に始めたわけです。それ故、漆は、初心者と言ってよく、初心者が、仏壇漆伝統工芸士(70歳までにはなりたい)になるまでの過程をこのブログで公開し、漆の技術や紹介、初心者の悩みや工夫、作品の紹介や販売をして、これから漆を学ぼうとする皆様の参考になればと思いこのブログを立ち上げました。
その理由は、現代の日本は、仏壇漆職人や本格的な漆職人は本当に少なく、また、職人として生活してゆくことも困難になってきており、漆文化は滅びつつあるからです。ましてや、これから職人がいなくなる中で、若者が独自で学ぼうとすると、それは大変なものがあると心配するからです。師匠はいないし、先輩はいないし、生活はできないし、資料もないとなるわけです。だから、私が学ぶ過程を公開すると、きっと新しく漆を学ぼうとする者にとっても絶対に参考になると思うからです。
幸い私は、子供を育てる費用が必要なくなり、且つ、年金や退職金等で、清貧に生きていけば辛うじて生きていける状態であるので、失敗を少しはしても許される環境にあるのと、商売を今からやって、これからこの厳しい世の中で、店を維持するために販路を開拓し、どうしても儲けなくてはいけない状況にあるので、この苦労や経験で得たことは、これから新しく漆を学び、販売していこうとする未来の若者にとっても、いろんな点できっと参考になると思うのです。
そしてまた、師匠として、福井県でナンバー1の伝統工芸士町原塗師屋、有限会社辻田漆店、株式会社箕輪漆行、金箔では金沢の伝統工芸士中村箔屋、彦根の伝統工芸士、金具師、彫り物師、木地師などがついており、学んでいるレベルも、今の現状の中では最高レベルのものを学んでいるので、これから漆を学ぼうとする人にとって、このブログは一番の良き教材になるのではと思います。
但し、私が、70歳までに死んだらロマンは終わりですが、その時はお許しください。
ともに学んでいきましょう。
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